英語で「すべての」という意味の”whole”、”all”、”every”の違いと使い分け方

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英語にはいろいろと紛らわしい単語とか文法がいくつもあります。

今日はその中から”whole”、”all”、”every”の違いと使い分け方を詳しく見ていこうと思います。

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英語で「すべての」という意味の”whole”、”all”、”every”の違いと使い分け方

ひとつか複数かに注目する

まずわかりやすいように”whole”と”all”の違いを見ていきましょう。

簡単に2つの違いを書くとこんな感じになります。

・the/a+whole+単数名詞:ひとつのものの全体

・all+複数名詞/不可算名詞:複数のものを合わせた全体

“whole”は最初からひとつのものとして存在してるものの全体のことです。

もう少し詳しく説明すると、地球は地球ですよね。もちろん、その中には動物とか人間がいます。

だけど、その前に地球としての存在があります。地球があってこその動物とか人間です。

こういうものの全体のことを表すとき、”whole”が使われます。

地球なら地球全体のことを表すとき、”the whole earth”になります。

ひとつのかたまりとして考えるので、その後にくる名詞はもちろん単数形になります。

“I hated you the whole time.”「ずっと君のことが嫌いだったよ」

これはずっと嫌いだった時間というひとつのものがあったと考えられます。

ここで注意することは、最初から存在してるかたまりが複数ある場合は複数形になります。

“I ate two whole watermelons.”「2つのスイカを食べたんだ」

スイカが2つある、って考えればまあ複数形になるのは当然なので、わかると思います。

一方で、”all”は複数のいろんなものが合わさってできた全体のことです。

複数のものがあると考えるので、そのあとにくる名詞は複数形です。

“Surprisingly, all of my friends have boyfriends.

「びっくりなことに、私の友達はみんな彼氏がいるんだよ」

これはこの人の友達みんなに彼氏がいるという意味です。

友達はひとりじゃなくて複数いて、その全員に彼氏がいるわけですから、”all”になります。

余談ですが、”all day”「1日中」のように時間のときには、単数形にもなることに注意です。

結局これも自分がどう伝えたいかによるところが大きいです。

たとえば、「すべての日々」って言いたかったら、”all days”になります。

ところで、ネイティブの英語を聞いてると、”all my friends”って書いてる人が結構います。

“the”とか”my”のような単語がきたときは、その前に”of”をつけるって習ったはずです。

たしかにそうなんですが、ネイティブは”all my friends”って言っちゃう人もかなり多いです。

それが間違って使われていても、言語は少しずつ進化しますし、通じれば問題ない面もあります。

テストではちゃんと気にする必要がありますが、日常会話においてはどっちでもいいと思います。

ということでまとめると、”whole”は最初からひとつのかたまりと考えたときの全体のことです。

“all”は複数のかたまりがあって、それが合わさってできた全体のことです。

全体のイメージがあって、その上でひとつひとつを意識する

“every”は”whole”と”all”とは少し違います。

まず全体のイメージがあって、そこからひとつひとつの存在のことを意識する感じです。

・every+単数形:全体のイメージ→ひとつひとつ

ひとつひとつがあることを強調してるわけですから、”every”のあとには単数形がきます。

“Every friend of mine has a girlfriend.”「ぼくの友達はみんな彼女がいるんだ」

ここでは自分の友達にはひとり残らず彼女がいることを強調してます。

注意点は、ひとりひとりに焦点が当てられてるので、動詞の”have”は”has”になることです。

“Every individual uses a smart phone in this city.”

「この街ではすべての個人がスマホを使ってる」

これもわかると思いますが、”use”のような動詞には”s”とか”es”がつきます。

あと、ここで”each”と”every”の違いについても少し触れておきます。

“every”は3つ以上あるものに対して使い、”each”は2つ以上あるものから使えます。

たとえば、2個しかりんごがないときは、”every”は使えません。

また、”each”の方がひとつひとつをより強調してるイメージが強いことも覚えておきたいです。

そういうこともあって、「すべての」というよりも「それぞれの」で基本的には訳されます。

“every”と”any”の違い

ついでに”every”とany”の使い分けもここで簡単にやっておこうと思います。

まずはこの2つの定義を簡単に書くと、”every”は「包括的」で”any”は「任意的」です。

“You must take everything.”「君はすべてをとらないといけない」

“You must take anything.”「君はどんなものもとらないといけない」

こんなふうに”must”を使って強制する場合は、”any”は使えません。

“any”には常に任意的で、選択の余地がないといけないです。

“You can take anything.”「君はどんなものでもとることができるよ」

注意点としては、「どんな〜でも」と訳すときは、その後にくる名詞は単数形になることです。

まとめ

ということでそれぞれのイメージをまとめるとこんな感じになります。

・whole:ひとつのかたまり

・all:複数からなるかたまり

・every:全体のイメージ→ひとつひとつ(包括的で3つ以上ある場合に使える)

・each:”every”よりもひとつひとつをより強調(2つ以上ある場合に使える)

・any:どんな〜でも(任意的、選択の自由がある)

一応どうにか理解しやすいようにまとめてみたのですが、逆に混乱してしまったらごめんなさい。

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