年間の1人あたりのワイン消費量2リットルの日本人がボジョレーヌーボーだけは飲みたがるのって、ギャグなんじゃないか

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日本ではお祭り騒ぎになってるボジョレーヌーボーの解禁日ですが、なんだかその名前だけがひとり歩きしてしまってるような気がします。

実際のところ、どんなワインなのか知ってる人すら、意外と少ないんじゃないでしょうか。

そもそも普段ワインをほとんど飲まない日本人が、ボジョレーヌーボーだけは飲みたがるのって、他の国の人から見たらギャグに近いくらい、おかしなことなんですよ。

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ボジョレーヌーボー

ボジョレーヌーボーはフランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区という限られたエリアで造られます。ぶどう品種はガメ種です。

また、毎年11月の第3木曜日と、解禁される日にちが決まってます。これはどんなに収穫状況が悪くても、変わりません。

日本ではここらへんになると毎年大々的に宣伝されて、お祭り騒ぎになって、ボジョレーヌーボーの名前を至るところで耳にしますが、他の国ではいたって平穏な日々です。

それもそのはずで、ボジョレーヌーボーの消費量は日本が約50%を占めてます。次に多いアメリカですら、10%程度です。

では、どうして他の国ではほとんど飲まれないのかと言うと、ボジョレーヌーボーは味わうためのワインというよりも、その年に収穫されたぶどうの出来をワインメーカーや農家の人たちがチェックするためのワインという色合いが強いからです。

そのためワインを短期間で完成させる必要があり、MC(マセラシオン・カルポニック)法と呼ばれる急速発酵技術を使って、数週間で醸造してしまいます。

なので、いわゆるブルゴーニュワインやボルドーワインのような深みのある味を引き出すことは難しく、どうしても軽い感じになってしまうんですね。それを世の中ではフレッシュな味わいと表現するらしいですが。

これはお酒だけじゃなくて、漬物ですらそうですよね。できるだけ長く漬けた方が、味わい深くなるに決まってます。

ここまで読んで、じゃあどうして日本ではこんなに騒がれてるのか不思議に思う人もいるかもしれません。

これはとっても簡単な理由で、ボジョレーヌーボーのことを知らない日本人に、日本のメディアや販売業者が大きく宣伝したのと、日本人は大のイベント好きだからです。

だって、どう考えたっておかしいんですよ。ヨーロッパでの年間の1人あたりのワイン消費量が20リットルなのに対して、日本人はたったの2リットルです。イタリアやフランスなら30リットルを優に超えます。

そんなヨーロッパの人たちを差し置いて、普段はまったくワインを飲まない日本人がボジョレーヌーボーだけを世界の半分近く飲むのって、普通に考えて「え?」ってなりますよね。

まだ普段ワインを飲んでる人たちが飲むのなら十分にわかります。それでその年のぶどうの出来を確認できるわけですから。

でも、ワインを全然飲まない人がその年のぶどうの出来を知っても、どれだけの意味があるのかわかりません。

まとめ

まあでも、日本でのボジョレーヌーボーの消費量が世界の半分ということは、日本人がボジョレー地区の人たちの生活を支えてるわけですから、これからもイベントとしてどんどん飲んでいけばよいと思います。

イベントにおいては、ワインがおいしいかおいしくないかよりも、楽しいか楽しくないかの方が大事ですから。

また、どうせならもっといろんなワインを飲んでみるといいと思います。どんなワインがよいのかわからなかったら、ワインバーに行ってそこのおすすめのグラスワインを飲んでみて、自分の好みを探っていくと、いっきに楽しくなりますよ。

えっと、なんだかちょっと煽り記事のようになってしまいましたが、たまにはこういう感じの記事も許してください。

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