いろんな食べ方を提示してくれるグルメマンガ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」

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グルメマンガ特集の第3回目は「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」です。自分が当たり前だと思ってた食べ方に疑問を呈するというか、「こういう食べ方もあるよ」と教えてくれる作品で、主人公がギャグみたいなキャラなので楽しく読めます。

グルメマンガ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」

あらすじ

夜の町に灯る家々の光、そのひとつひとつに、それぞれの人生が、暮らしが、目玉焼きがあることを、きみは知っているか…。 “あたりまえ”だと思っていたその食べ方は、“あたりまえ”ではないかも知れない。

まず最初に言っておきたいのは、主人公の二郎が外見も中身もとにかく暑苦しい男なんですよ(表紙の女性は彼女さんです)。そんなことどうでもいいだろ、と普通の人が思うところを知りたがって、反応もいちいち大げさで、元プロテニス選手の誰かさんに似てるというか。だからこそ、おもしろいんですが。

これまで自分の食べ方がすべてだと考えて何の疑問も持ってこなかった二郎が、付き合ったばかりの彼女さんに目玉焼きを出されて、自分としてはつぶした黄身に白身と絡めるのが当たり前だと思ってたら、彼女さんは黄身を最後に食べる派だったんですね。

二郎はそれにめちゃくちゃびっくりして「おまえ・・・バカか?」と言ってしまって、彼女さんはどこかに行ってしまうというところから始まります。そこからいろんなお話が繰り広げられるんですが、たとえば1巻はこんな感じです。

第1話 目玉焼きの黄身 いつつぶす?
第2話 とんかつのキャベツ いつ食べる?
第3話 カレーのルー どうかける?
第4話 ライス どうやって食べる?
第5話 みかんの皮 どうやって剥く?
第6話 納豆 ごはんにいつかける?
第7話 ちらし寿しにワサビ醤油かける?

毎回、二郎は彼女さんや同僚にどうやって食べるのか聞いたりして、人それぞれいろんな食べ方があることを学んでいきます。他人がどう食べてるかちらっと見たとしても、そこまで気にしたことはなかったので、読んでると想像以上に新鮮でおもしろいんですよ。

目玉焼きくらいなら従兄弟の家で黄身をどうするか話したことはありますが、とんかつのキャベツをいつ食べるかなんてまったく気にも止めたことがなくて。他にも2巻の14話「おにぎりはどう食べる?」もふむふむと読みました。

二郎の彼女さんは三角のてっぺんにかぶりついてから、新しくできた角にまたかぶりつく食べ方で、二郎は半分にわって具の入った部分から食べるんですよ。ぼくはそんなことは気にせず適当に食べてました。

「そうやって食べることもできるのか!」とか「いや、目玉焼きはこうだろう!」みたいなことを心の中で叫びながら読めて楽しいし、読後はお店に行ったときに隣の人がどんな食べ方をしてるんだろうと少し気にもなってしまうと思いますよ。

まとめ

ツッコミどころもいろいろあって、くすくす笑えるんですよね。なんというか、いろんな意味で新しいです。

それにお腹が空くグルメマンガはたくさんありますが、他の人がどう食べてるか気になる作品はなかなかないですよね(笑)。

ということで、グルメマンガ特集の第3回目は「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」でした。

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