駄菓子を題材にした笑えて懐かしい気持ちになれるグルメマンガ「だがしかし」

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グルメマンガ特集の第4回目は「だがしかし」です。テーマは駄菓子。これってグルメなのか迷ったんですよ。そしたらあの元プロサッカー選手で、今は旅人の中田英寿さんが「ぼくにとってはお菓子が主食みたいなもの」とどこかで言ってたのを思い出して、入れることにしました。

photo by asbitsuchiya

グルメマンガ「だがしかし」

あらすじ

ここは、のどかな田舎町。
駄菓子屋の息子・ココノツはある日、都会から来た美少女に出会う…

「うまい棒で最高の組み合わせを作って、私を満足させてごらんなさい!!」
「見せてあげるわ…ポテトフライの一番贅沢な食べ方…!!」
うまい棒、ブタメン、ラムネなどなど…駄菓子マニアの美少女・ほたるが繰り出す数々の駄菓子たちに…困惑するココノツ!!

こうして、少年×少女×駄菓子のおかしな夏が始まった…!!

もうあらすじからして楽しげですよね。「少年×少女×駄菓子」とかおもしろくないわけないじゃないですか。最初から期待感しかなかったです。舞台がのどかな田舎町というところもすてきですよね。海も近くて、ぼくが小さい頃に住んでた三重県の伊勢志摩を思い出しました。

このマンガは小学生や中学生に向けてというよりも、小さい頃に駄菓子をこよなく愛した大人たちがにやにやしながら読む方向性の作品なんだろうなぁと思います。あまりにも懐かしすぎる駄菓子が出てきて、無性に駄菓子屋さんに行きたくなるんですよ。

それにただだらだらと豆知識なんかを説明するんじゃなくて、ギャグとツッコミが各所に詰め込められてて、いちいちおもしろいんです。主人公はアニメ化されたら神谷(浩史)さんがやりそうなキャラで、ヒロインの女の子はかわいいし中二病。お父さんは「BLEACH」の一護のお父さんみたいなキャラなので基本的にふざけてます。

各話笑えるんですが、「こざくら餅」の話なんて最高で、昔は18個入りだったのに、いつの間にか15個になって、その次は12個、最終的には今の10個になったらしいんですよ。それに対して、主人公のココノツが「なんかちょっとさみしいですね」と言うと、ヒロインのほたるちゃんがこんな感じで返します。

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このノリがいいですよね、ココノツのリアクションも含めて。真剣なようで軽率な感じ。2人とも中学生じゃなくて、高校生ですよ。一方はかわいらしい女子。しかも、こういうシーンだけ作者さんの画力がやたら高いんですよね(笑)。

そして、この全刺し懐かしすぎる…!昔、よくやってました。こんなふうに駄菓子大好きだった少年少女なら1度はやったことがあるネタがちょくちょく出てきてテンション上がります。

ほたるこちゃんがココノツのことをすきなサヤちゃんにセブンネオンを渡して、食べさせるくだりも大好きです。

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かわいい女子のこういう顔はズルいですよね。こういうちょっと昔っぽい大げさの反応もうまいなぁと思います。表紙の感じからは全然想像できないような空気感というか。作品の内容知らなかったら、タイトル見ても「『だがしかし』ってなんだ?」ってなるだろうし。

まとめ

駄菓子も懐かしく感じられるし、「そうだったのか!」っていう豆知識も入ってるし、かわいい女の子たちが出てくるし、キャラのノリがおもしろくて笑えるしで、良作です。

ただ、ノリが男の人向けかもしれないですね。「きのう何食べた?」を読んだ後だったので、余計にそう感じました。

ということで、グルメマンガ特集の第4回目は「だがしかし」でした。

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