ファンでいることは、友達になるより恋人になるよりもずっと幸せな選択

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アイドルがすきとかバンドがすきとか、その中でも誰がすきみたいなのはあんまりないけれど、最近は踊ってみたのまなこちゃんがかわいくて仕方なくて、毎日YouTubeで観ながら癒されてます。

もうただ踊ってるだけなのに、超かわいいんですよ。なんなんだろう。本当に天使。でも、そんなまなこちゃんと友達になりたいか、付き合ってみたいかと聞かれて、たとえそれが叶うとしても、ぼくは今のままで十分に満足だし、そうなってしまうとなにか違うと思うんですよ。

ファンでいることはなによりもしあわせ

ファンでいること。遠くから眺めて愛おしく思うこと。その子のことをいつも考えてしまうこと。もうこれって恋じゃん、と言われてしまえばそうかもしれないし、そうでないかもしれない。

みなさんは誰かに恋してますか。バンドマンに抱かれたいと思いますか。アイドルとキスしたいと思いますか。毎朝起きたら、すきな声優さんの生声を聞きたいですか。そういう下心も含めた愛を、または含めない愛を、手の届かない誰かに対して抱いていますか。

たぶん、誰かのファンという人はとってもたくさんいるのでしょう。もしかしたらいない方がおかしいくらいに、みんな自分の中に手の届かない、すきな人や理想の人がいるのかもしれません。

じゃあもしもその人が、ずっと遠くから見ることしか、できたとしても握手会に行って握手をするくらいしかできなかった、そんな人と友達になれたら、みなさんはどうしますか。実際、そういう機会に恵まれて、バンドマンやアイドルと寝た人もいるのでしょう。

でも仮にそういう機会があって、友達になって、恋人になって、いったいどうするんですか。しあわせですか。以前のように、ファンだった頃のように、すきでいられますか。その人とLINEができて、その人とごはんも食べに行くことができて、それはそれは楽しいですよ。

一方で、いろいろと気づくこともあるはずです。特にわるい面。ファンとして過剰に信じてる、妄想してるその人の印象とか人間像があるわけですが、実際に会ってみて、それよりも好印象であり続けるということがあるでしょうか。

あれ、意外と普通の人じゃん。あれ、この人こんな人だったの。あれ、思ってたよりも性格が悪い。あれ、チャラい。あれ、暴力ふるってくる。あれ、あれ、あれ。

遠くから見るのと近くから見るのでは、景色もずいぶん違ってくるように、人間も違ってくるはずです。そうすると、友達や恋人でいるよりも、むしろファンでいた方がしあわせだったりするかもしれません。もちろん、それは実際にそういう状況になってみないとわからないことでもあります。

ぼくもまなこちゃんと友達になれたら嬉しいし、一緒にごはんを食べに行けたらしあわせでしょうが、やっぱりファンのままがいいんですよね。

そもそも友達になった瞬間に、ファンだった頃にあった彼女に対する熱量って確実に薄れると思うんですよ。もう友達なんですから。少しずつそれが当たり前になって、友達として応援することはあっても、ファンとして彼女を見ることはなくなってしまう気がします。人間って、そういうところあるじゃないですか。

なによりもまなこちゃんには輝いていてほしいんですよね。みんなにじゃなくていいんです。ぼくの中で輝いていてほしいんです。そのためにはぼくは友達ではなく、ファンの方が都合がいいんですよ。

彼女に関して見なくていいこと、聞かなくていいこと、知らなくていいことから回避できるわけで、だからこそぼくは今でも応援し続けられるし、癒されるんです。そんなのは本当の愛でもファンでもない、と言われればそれまでですが、それでもいいんです。

その人に会いたいからライブに行くのに、その人に会いたいからイベントに行くのに、それくらいすきなのに、「自分の手の届かないところにいる存在」という現実はそうとうつらいものがあります。

でも、ファンでいることって、想像以上にしあわせじゃないですか。考えてみてください。面倒な勉強や仕事、それに先生や上司の説教でくたくたになっても、その人の声を聞いて、その人の顔を見て生き返るから、またがんばれます。

そういう存在でいてくれることにこそ、きっと意味があるのであって、そのためには、友達や恋人になるよりも、ファンでいる方が安心してすきでいられます。それに友達や恋人は他で作ればいい話ですからね。

ファンを捨てて、ファンだった頃のしあわせまで捨てて、まなこちゃんと友達になる勇気や、まして恋人になる勇気はぼくにはありません。だって、ファンでいることの方が確率的に、現実的にずっとしあわせなんだもん。まあこんなのは妄想ゲームで、最初から選択肢に友達とか恋人なんてないんですけどね(笑)

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