英語のエッセーで避けたいあいまいな表現8選

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「これ」、「あれ」、「こと」、「もの」のような表現は、日常会話で頻繁に使われます。同じように、英語でも「this」、「that」、「thing」などは使い勝手がよく、多用されます。

日本の田舎に行くと、おじさんやおばさんが「これな、あれやったんや。びっくりしたわ」とよくわからないことを言ってる様子を見たことがある人も多いんじゃないでしょうか。びっくりするのは、それでも会話が成り立ってるところです。

これはどうしてかと言うと、彼らの中にある共通認識があって、文脈から「これ」や「あれ」で通じてしまうからです。

しかし、誰が読むかわからないエッセーではそうはいきません。あいまいな(ambiguous)表現を避け、できるだけ明確に書く必要があります。

では、具体的にどんな表現を避けるべきか、それからどうやって置き換えればいいのかを説明していきたいと思います。

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避けるべき表現

以下が主な避けるべき表現です。

1. 「this」、「that」、「those」、「these」

2. 「thing」、「things」

3. 「something」、「anything」、「everything」、「someone」、「anyone」、「everyone」、「somebody」、「anybody」、「everybody」

4. 「there」

5. 「do」、「does」、「did」、「done」

6. 「what」

7. 「person」、「people」

8. 「and so on」、「and so forth」、「etc.」

置き換えの例

どれも使い勝手がよく、ついつい使ってしまいそうなものばかりです。さて、これらをどう置き換えればいいのか、例文と一緒に見ていきましょう。

1. 「this」、「that」、「those」、「these」

×:This is the man who is the founder of Facebook.
「この人がFacebookの創設者です」

◯:Mark Zuckerberg is the founder of Facebook.
「マーク・ザッカーバーグがFacebookの創設者です」

*日常会話では最初から「これ」とか「あれ」を使えますが、エッセーではありえません。気をつけましょう。

2. 「thing」、「things」

×:A funny thing happened at King’s Cross station in London.
「おかしなことがロンドンのキングス・クロス駅で起きました」

◯:A funny event happened at King’s Cross station in London.
「おかしな出来事がロンドンのキングス・クロス駅で起きました」

*「thing」のような「もの・こと」では抽象的すぎます。文脈に応じて、「event」、「item」、「object」、「element」、「feature」などを置くように心がけましょう。

3. 「something」、「anything」、「everything」、「someone」、「anyone」、「everyone」、「somebody」、「anybody」、「everybody」

×:An elderly man needs something new to watch on Hulu.
「老人男性はHuluで観るのになにか新しいものが必要です」

◯:An elderly man needs a new device to watch on Hulu.
「老人男性はHuluで観るのに新しいデバイスが必要です」

*これも「thing」と同じですね。文脈に応じて、より具体的な名詞を入れるようにする必要があります。ところで、抜けてますが「nothing」などもダメですよ。

4. 「there」

×:There is a problem with the online banking system.
「オンラインバンキングシステムに問題があります」

◯:The online banking system needs to be repaired.
「オンラインバンキングシステムは修理する必要があります」

*「there」のせいでかなり抽象的な文になってます。その下のように、よりわかりやすく、具体的に書くように意識しましょう。

5. 「do」、「does」、「did」、「done」

×:He does an excellent job as a Mangaka.
「彼はマンガ家としてすばらしい仕事をする」

◯:He creates an excellent manga.
「彼はすばらしいマンガを作る」

*「do」や「does」には「する」という意味しかありません。「する」というのはあまりにも抽象的ですよね。もっとわかりやすい単語で置き換えられないか、考えましょう。

6.「what」

×:Siri cannot understand what human beings are doing.
「Siriは人間がなにをしてるのか理解できない」

◯:Siri cannot understand human beings’ behaviour.
「Siriは人間のふるまいを理解できない」

*この「what」もさっきの「thing」と同じです。「もの・こと」ではなにがなんだかわかりません。

7. 「person」、「people」

×:People tried to skip class.
「人々は授業をスキップしようとした」

◯:Students tried to skip class.
「生徒たちは授業をスキップしようとした」

*「人々」だけでは、どんな人々なのかわかりません。若者なのか、中年なのか、老人なのか。なので、常にどんな人々なのか意識することが大事です。

8. 「and so on」、「and so forth」、「etc.」

×:Students need pens, erasers, notebooks, and so on.
「生徒たちはペンに、消しゴムに、ノートブックなどが必要です」

◯:Students need pens, erasers, and notebooks.
「生徒たちはペンに、消しゴムに、ノートブックが必要です」

*日本語でも「〜など」という表現はよく使われますよね。でも、この「〜など」にはさほど意味はないので、他にもあったとしても取っ払っちゃいましょう。

まとめ

エッセーは詩や小説ではないので、美しかったり、高尚な表現は求められません。必要なのは、わかりやすくて具体的な表現と文章。

まずは日頃使ってる英語とは別ものだと意識することから始めるのがいいかもしれません。まあとにかく、エッセーは決して楽しいものではありませんよ(苦笑)

ということで、今回は「英語のエッセーで避けたいあいまいな表現8選」でした。

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