イチロー「遠回りしないと深みは出ない」

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昨日、寝る前にイチローと稲葉さんの対談を観ていたら、イチローがすごくおもしろいことを言ってました。

実は以前にも同じものを観たんですが、そのときはぴんと来ませんでした。こういうことがあるから、何回も観るのって大事なんだと思います。

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遠回りってすごく大事

対談の後半で、最近は情報が多すぎてどれをピックアップしていいか難しいという話題になったとき、稲葉さんが「でも、最短でいける可能性もあるじゃない」と言うと、「無理だと思います」と切り返すイチロー。

再度最短でいけるのは無理だと完全に否定した上で、「たとえもし失敗だったりミスをしないで辿り着いたとしても、深みは出ないですよ。やっぱり遠回りすることって、すごく大事」ときっぱり。

「急がば回れ」とか「失敗あってこその成功」とか「無駄なことなんてひとつもない」とは昔からよく聞きますが、イチローの言う「遠回りしないと深みは出ない」がいちばんぼくの中でしっくりきました。

もしかしたら少しの遠回りで、少しの失敗で、少しのミスでうまくいってしまう人もいるのでしょう。しかし、前に進んだり、後ろに戻ったり、右や左に外れることで、より蓄積される人としての深みがあるようにおもいます。

これは人に限らず、映画やアートのような作品もそうかもしれません。深み。そういえば、昔から親に「若い頃に楽ばかりしてると、40代、50代になってから深みのない人間になる」と言われてきました。

成功してるように見える人でも、深みのない人はたくさんいます。「ああ、あんなふうにはなりたくない」と子供ながらに思ったものです。

「深みは出ない」と言ったすぐあとに、「合理的な考え方って、すごく嫌い」と続けるイチロー。別に自分から無駄なことに積極的に飛び込んでいく必要はないけれど、合理的に「これは無駄だ」とはなから切り捨てるのはたしかに違うような。

そもそも人間の社会って、他の生き物から見たら無駄ばかりですよね。いろんな制度だったり、物が溢れてるじゃないですか。絶対に必要か、と問われればそうではない。でも、そういう不必要に見えるものも含めての「社会」ですよね。

人間も同じで、合理性だけ突き詰めればよいわけじゃないのでしょう。難しいですね。ぼくも深みのない人間にならないよう、頑張らないと。

ということで、今回は「イチロー『遠回りしないと深みは出ない』」でした。

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